蔵王町:遠刈田伝統こけし(とおがったでんとうこけし)
遠刈田こけし 写真提供:宮城県観光課
遠刈田こけしは頭部がさし込み式で比較的大きく、それに比べ胴が細目になっています。また赤い放射線状の模様が、頭頂と、額からびんにかけたあたりに描かれるのも遠刈田こけしの大きな特徴です。
手描きの花模様が中心で、その他、図案化された菊花や梅の模様、木目模様などが見られます。華麗さにおいては、こけしの各系統の中でも一番といわれています。
この遠刈田系こけしは、遠刈田温泉を中心として発達したもので、現在確認されている史実の中で発生年代が最も古く、こけしそのものが遠刈田から発生したと考えられています。
所在地:宮城県刈田郡蔵王町遠刈田温泉字新地西裏山36-135
お問い合わせ:遠刈田伝統こけし木地玩具業協同組合(みやぎ蔵王こけし館内)
TEL:0224-34-2385