仙台市:夏まつり 仙台すずめ踊り
すずめ踊りは、仙台城を移転した際の宴席で、堺出身の石工が伊達政宗公の御前で即興で披露した踊りがはじまりと言われています。踊る姿が餌をついばむ雀に似ており、また伊達家の家紋も「竹に雀」であることから『すずめ踊り』と呼ばれるようになりました。
このすずめ踊りは石工の子孫によって伝承されて来ましたが、近年では市民の間にも広がり多くのグループ(祭連=まづら)が創られ年々その規模が拡大しています。
中腰でやや前かがみの姿勢で、手には扇子を持ち体の前で大きく開いたり閉じたり左右に振ったりします。足は左右に「ぴょんぴょん」跳ねながら体の前に蹴り出すような動きが基本で、「はねっこ踊り」とも呼ばれます。