白石市:白石温麺(しろいしうーめん)
白石うーめん 写真提供:宮城県観光課
温麺(うーめん)の由来は、元禄年間、胃病を患う父のために息子(味右エ門)が、旅の僧から製麺時の引き延ばしに油を使わない麺があることを聞き、その製法を学び、苦心の末、小麦粉と塩水から造る麺を完成させました。
消化が良く、滋養にも富んでいたことから、父親の胃病はたちまち治り、人の温かい思いやりからできたこの麺のことを「温麺(うーめん)」と呼ぶようになったということです。
その後、白石城主・片倉氏の奨励保護政策もあって製法が広まり、城下を流れるきれいな水と乾いた清澄な空気が製麺に適していたことから、白石の名産として定着しました。
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